北陸で過ごした夏の思い出

今年のお盆休みは2泊3日、北陸で過ごしました。
北陸といえば海の幸、海の幸といえば魚に脂が乗ってくる冬のイメージですが、
緑が美しい夏の北陸もなかなか良いものでした。

名古屋からは北陸自動車道を使って北上します。
目指すのは山城温泉です。

せっかくなので東尋坊や金沢市内に寄れば良いのに今回はパス。
なぜなら一刻も早くチェックインして宿でゆっくりとした時間を過ごしたかったからです。
(あまり若くないので旅は必要以上に動き回りません…)

とはいえチェックインまでにまだまだ余裕のある時間に山代温泉に到着したので
宿の周辺を散策することにしました。
見つけたのが魯山人が別荘として利用したいろは草庵です。

いろは草庵

いろは草庵

山代温泉の吉野屋旅館の主人が趣味のために建てた別荘には
周辺の旦那衆が集まり、芸術を語り酒飯茶を楽しんだのだそうです。
若き魯山人はこの別荘に滞在し、多くの刻字看板の制作を行いました。

中に入って展示を見ていると「水出しのお茶はいかがですか」と
声をかけてくださる方が居たのでしばし休憩を。

お茶は皇室献上の加賀棒茶、お菓子は金箔入りの金ぺいとう、
湯呑みは九谷焼で茶托は輪島塗です、と丁寧に説明をしてくださいました。

魯山人にとってこちらの別荘は学びと癒やしの故郷であったそう。
美しい庭は眺めているだけでとても癒やされますね。

加賀棒茶

いろは草庵

さて、その後は目的地の宿、べにや無何有へ。
無何有とは何もないこと、無為であること。
からっぽのなかの豊かさという意味だそうです。

こちらの宿は山代温泉薬師山の高台にあるため、
建物の中にいてもそこかしこから美しい緑が飛び込んできます。

べにや無何有

べにや無何有

べにや無何有

旅行に出掛けた際はいつも以上に早寝早起きになります。
今回も旬の食材を使った夕食をいただいた後は早々に休み、
翌朝は日の出近くに起床しておかみによるヨガクラスに参加。

日常を過ごすうち、知らず知らず溜まってしまった体内の毒がきれいに洗い流されるような(笑)
そんな貴重な時間を過ごすことができました。

2日目は場所を移動して若狭湾の水晶浜へ。
良い大人が子連れでもなく水晶浜で一体何を…?と思われるかもしれませんが
もちろん海水浴です。

海の中は本当に気持ちが良いですね。
自然と一体になれる感じとデトックスされる感じに身体全体で癒やされます。

どうも今回の旅のテーマはデトックスだったようです。
自然の中に身を置くと本来の自分に戻れるような感じがして良いですね。
余分なものを削ぎ落とすのはとても大切なことだと改めて感じました。