ゴールデンウィークの旅行〈後編〉

2泊目のテーマはグランピングです。
グランピングとは、グラマラス(glamorous)×キャンピング(camping)のことだそうです。
自然の中でキャンプをしたいけど、テントを張ったり自分たちで料理を作ったりするのは面倒で大変なので、そういった部分はプロの方に任せてひたすらゆっくりしたい。

そんな私たちが選んだ宿は、河口湖畔にあり、部屋からは富士山が望めます。
ここの施設はほんの少し山を登った高台にあるため、駐車場に車を停めたらジープに乗り換えて客室へと向かいます。

夕食は屋外で。旬のお野菜や川魚、キジ、鹿などのジビエをダッチオーブンでいただきました。
まだお若いシェフが、食材の産地や狩猟方法などを丁寧に説明してくださいます。
ゆっくりと薄暗くなっていく屋外でひんやり涼しい風を感じながらいただく料理は格別です。

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ダッチオーブンを暖めるガスバーナーや薪の炎のせいもあってか、遠い昔の狩猟時代の記憶が蘇るような?不思議で新鮮な体験ができました。

のんびりとした夜を過ごした後は、早起きをして森の中でストレッチ行ったり、清々しい空気のデッキで入れ立てのコーヒーをいただいたり、朝日が降り注ぐ施設内を散策したり思い思いに過ごすことが出来ます。

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星のやは初めて宿泊しましたが、実は少しだけ眉唾というか…
話題が先行しているイメージがあってあまり期待していなかったのですが(宿の皆さますみません!)
実際に宿泊してみると、スタッフさんお一人お一人が、自分たちらしいおもてなしの形というものをすごく考えてくださっている様子が見て取れて、とても好印象です。
施設内の様々な演出も、五感を刺激するものばかりで本当に素晴らしかったです。
何事も実際に体験してみないとその良さはわからないですね。
今回の旅で、なぜ星のやが人気なのかが分かった気がします。