SEO対策とはなにか?
簡単に言ってしまうとGoogleやYahoo!等の検索エンジンを利用してキーワードを検索した際、
より上位に表示されるよう工夫することを言います。
ホームページは
①試しにやってみて反応が無ければ別の手法を試す
②反応があったら継続して様子を見る
といったトライ&エラーが気軽に行える媒体です。
これから自社のホームページを運営管理される方は、業者まかせにするばかりではなく
ぜひ自分たちでできるSEO対策にトライしていただきたいと思います。
SEO対策を行う上で重要になるのはなんといってもキーワードの選定で、
ユーザーが検索しそうなキーワードと
自社が提供するサービスのキーワードがマッチングするよう気を配ります。
例えば美容室の場合、ユーザーが検索しそうなキーワード≒自社が提供するサービス名が「美容室」となります。
「美容室」だけで検索すると何百万件も結果が表示されますので、
「エリア」を入力してさらに条件を絞り込みます。
最後に「会社名や店名」を入力すると固有名詞での検索にも対応することができます。
では、上記のようなキーワードをホームページのどんな場所で表示していくかというと
「ページタイトル」「記事中の見出しタイトル」「ページ内のテキスト」「画像タイトル」になります。
下記に具体例を挙げていきたいと思います。
適切なページタイトルは上位表示への近道
ページタイトルとは、検索エンジンで検索した際に
検索結果として青色の文字で表示される部分のことを言います。
検索エンジンのロボットが、この部分をホームページの内容を端的に表す部分として認識するのです。
上記でご紹介させていただいたように、ページタイトルには
「ユーザーが検索しそうなキーワード」「エリア」「会社名・店名」を入れてみましょう。
その際、いくつかのポイントを押さえていただくとSEOの効果がぐっと高まります。
ポイント1:一番伝えたいことは左側に
検索エンジンのロボットは左側から文章を認識し、左側に表示されるキーワードをより重要度が高いものと判断します。
ポイント2:文字数は28以内に
タイトルにあれもこれも情報を盛り込みすぎてしまうと、キーワードが分散し逆効果となってしまいます。
ポイント3:キーワードは名詞の羅列にならないように
SEO対策を意識しすぎた名詞の羅列のみの不自然な文章は逆効果となるため、自然な文章となるようにしましょう。
記事中の見出しタイトルにも気配りを
記事を投稿するする際に「h1タグ」と呼ばれる大見出しを設定することができます。
その際、記事の中身を端的に表すタイトルとなっているかどうか今一度検証してみましょう。
記事の中身とSEOキーワードに沿った見出しを設定することができると効果的です。
ページ内のテキストは1000〜2000文字を目標に
SEO対策に有効な手段のひとつとしてテキスト量を増やすことが挙げられます。
テキスト量が多ければ、ユーザーに対してより丁寧に情報を提供しているとみなされ
上位表示される条件のひとつとなります。
SEO対策のことを考えると「質の良いコンテンツ(記事)」を提供することが大切である、と言われます。
それでは質の良いコンテンツとは一体何を指すのでしょう。
結論を言ってしまえば、ユーザーが求める情報が分かりやすく整理されて記述されている
ということではないでしょうか。
ページタイトルや見出し・本文の間に整合性があり、
ユーザーのニーズをきちんと捉えた情報を定期的に発信できれば、自然に集客へと繋がっていきます。
気を付けていただきたいのは、他のサイトからコピーしたテキストをそのまま掲載したり
自社のサービスと関連のない記事を発信することは、
SEO対策にならないばかりでなく逆効果となる場合がありますのでご注意ください。
画像タイトルにも留意を
ユーザーから見て見やすく分かりやすいサイトであるためには、
適度に画像を盛り込み視覚的に伝えることが重要です。
画像に「Alt(オルト)タグ」と呼ばれる説明文を付けておくと
画像読み込みに時間がかかる際に代わりに説明文が表示され、
ユーザーから見てより親切なサイトであると判断されます。
SEO対策は時間がかかり一朝一夕にできるものではありませんが、
それでも時間をかけてコツコツと積み重ねることで効果を上げることが可能です。
手近なところで、まずはブログでユーザーのニーズに応える情報発信を行ってみてはいかがでしょうか。