YouTube動画をSEO対策に活用する

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情報伝達の手段として以前にも増して動画が脚光を浴びています。
通信回線の高速化によって、スマートホンやタブレットを使って撮影した動画を
即座にYouTubeにアップする…
といったことがより簡単に行えるようになってきたからでしょう。

動画は写真や文字と比較して圧倒的な情報量を伝達することができます。
ある調査では、1分間の動画は文字に換算して180万文字分の情報伝達力があるといわれています。

また、別の調査では動画の埋め込まれたページは、埋め込まれていないページと比較して
約53倍の確立で検索結果の1ページ目に表示されるともいわれています。

一般的なSEO対策ではテキストに関連するものがほとんどであるにもかかわらず、
テキストを含まない動画が検索結果上位に表示されるのには一体どんな理由があるのでしょう。

YouTubeは2006年にGoogleに買収されていてグループ会社のひとつとなっています。
それが関連しているかどうかは定かではありませんが、
動画が検索結果に表示される場合はYouTubeが圧倒的に多いといった状況です。

検索エンジンは動画の内容まで読み取ることはできません。
動画を評価する判断基準となるのは「タイトル」「説明文」「タグ」などの
動画に付随するテキスト情報のみとなります。

動画SEOでは、一般的なSEOと同様に適切なキーワード決めが重要です。
選んだキーワードは必ず動画のタイトルに入れるようにしましょう。

その際、キーワードはタイトルの前半部分に入れ、
且つ「この動画を見てみたい」と思わせるような魅力的なコピーであることが肝心です。
なぜキーワードをタイトルの前半に入れる必要があるかというと、
タイトルが長いと後半部分が表示されなくなってしまうのです。

タイトルは動画の中身を適切に表現するようにしましょう。
一般的なSEOと同様に、タイトルと中身に関連性がないとペナルティを科せられる恐れがあるからです。

GoogleもYouTubeも基本的な目的は「ユーザーに魅力的なコンテンツを提供すること」です。
上位表示を目指すのなら「魅力的なコンテンツを提供すること」だけに留意する必要がありそうです。

記事を更新してSEO対策に活用する

記事を更新

ホームページやブログを立ち上げてすぐの頃は、
積極的に記事を更新することが大切で記事の更新がいずれSEO対策に役立つ。

ホームページやブログを一度でも運営された事のある方は
上記のような話しを耳にしたことがあるのではないでしょうか。

記事の更新が大切な事は理解しているが何を書いたら良いかわからない…
といったお悩みをお聞きすることがあります。
そんな時は基本に立ち返って、
何のためにホームページやブログを持つ必要があるのかを思い返してみましょう。

そもそもホームページやブログを運営するということは
多くの情報を開示することが命題となります。

その情報がユーザーに分かりやすく伝わりやすく整理されていると、
共感を生み拡散へと繫げていくことができます。

マーケティングの言葉にO to O(O2O・オートゥーオー)というものがあります。
Online to Offlineの略で、オンラインでの情報接触が
オフラインでの購買行動に影響を与えることを言い、
オンラインで提供する割引クーポンによって来店を促すことなどが挙げられます。
ユーザーにメリットとなる情報を提供することはいずれ購買行動へと繋げることができます。

また、オンラインでの行動はオフラインで次のように置き換えて考えることができます。

記事やブログを更新する≒看板を出す

メルマガ送付≒DM送付

外部サイトに登録≒雑誌・新聞に取り上げられる

有料広告≒広告

ホームページやブログを公開後に放置しないことと
提供するサービスと関連の無い記事は書かないこと。

上記2点にご注意いただきながら
まずはノウハウやユーザーの悩みを解決するメソッド等を書いてみてはいかがでしょうか。

ホームページ・ブログ運営にWordPressをおすすめする理由

比較

女性客の獲得をサポートする起業家向けパッケージプランでは、
ホームページのプラットフォームにWordPressをおすすめしています。

新規でホームページを開設したい方ばかりでなく、
起業準備中に無料ブログを使って記事を更新してきた方等の移行(ブログの引越)にも対応しています。

なぜわざわざブログを引越する必要があるのか、
アメブロを例にとって比較をしながら理由を探ってみたいと思います。

WordPressとアメブロ、どちらも無料のブログ作成ソフトですが
その特徴には大きな違いがありそれぞれにメリットとデメリットが存在します。

【アメブロのメリット】

・初期費用、維持費がかからないため手軽に始められる
・アメブロ独自のペタや読者登録サービスがあり、ユーザー同士のつながりができる
・アメブロ間でのアクセスがある
・ブログ開設初期はSEOに強い

【アメブロのデメリット】

・無料で使用している間は勝手に広告が入る
・借り物のブログであるため、ブログ記事やアカウントを勝手に消されてしまう事がある
・カスタマイズに限界がある
・商用活動は基本的にNG
・しばらく更新しないとアクセス数が極端に減る等SEOが安定しない

【WordPressのメリット】

・Googleの開発責任者がSEOに効果的であると認めている
・短く覚えやすい独自ドメインを使用することができる
・運営管理を自分で行うことができ、書きためた記事が資産として手元に残る
・商用活動が自由に行え、アフィリエイト等の広告収入は自分のものになる
・カスタマイズが自由に行える

【WordPressのデメリット】

・ドメインとサーバーを用意する必要がある
(レンタルサーバー:月額500円前後「.com」ドメイン:月額100円前後)
・コミュニティがない
・使いこなすにはある程度の知識が必要になる
・ SEOの効果が出るまで数ヶ月〜半年程度の時間がかかる

アメブロかWordPressのどちらかを選ぶとしたらどちらが良いのでしょう。
アメブロ内のユーザー同士のコミュニケーションが活発でなく、
ビジネス目的であれば断然WordPressをおすすめします。

アメブロは記事中に広告が表示され、広告を消すためには月額980円を支払う必要があります。
ただでさえ広告は嫌われるため、芸能人のようにPVや広告バナーの収入を目的にするならともかく、
ビジネス目的であれば広告は無い方が無難でしょう。

自分だけの独自ドメインを取得して記事を書くということは
今後何らかの理由でブログを引越したい時に自由に移行が行え、
記事を勝手に消されることもないので資産として残せるということです。

アメブロからWordPressへ移行を検討される場合は、
しばらくの間アメブロからWordPressへリンクを貼ってアクセスを送る事をおすすめします。

WordPressへのユーザーの訪問数が安定してきたらアメブロを削除するか、
コンテンツが重複しなければそのままアメブロを継続しても良いでしょう。

アメブロが良いのかWordPressが良いのか、
それぞれのメリットとデメリットを比較検討いただき納得したうえで運営いただけたらと思います。

WordPressを使った自分でできるSEO対策

SEO対策

SEO対策とはなにか?
簡単に言ってしまうとGoogleやYahoo!等の検索エンジンを利用してキーワードを検索した際、
より上位に表示されるよう工夫することを言います。

ホームページは
①試しにやってみて反応が無ければ別の手法を試す
②反応があったら継続して様子を見る
といったトライ&エラーが気軽に行える媒体です。

これから自社のホームページを運営管理される方は、業者まかせにするばかりではなく
ぜひ自分たちでできるSEO対策にトライしていただきたいと思います。

SEO対策を行う上で重要になるのはなんといってもキーワードの選定で、
ユーザーが検索しそうなキーワードと
自社が提供するサービスのキーワードがマッチングするよう気を配ります。

例えば美容室の場合、ユーザーが検索しそうなキーワード≒自社が提供するサービス名が「美容室」となります。
「美容室」だけで検索すると何百万件も結果が表示されますので、
「エリア」を入力してさらに条件を絞り込みます。
最後に「会社名や店名」を入力すると固有名詞での検索にも対応することができます。

では、上記のようなキーワードをホームページのどんな場所で表示していくかというと
「ページタイトル」「記事中の見出しタイトル」「ページ内のテキスト」「画像タイトル」になります。
下記に具体例を挙げていきたいと思います。

適切なページタイトルは上位表示への近道

ページタイトルとは、検索エンジンで検索した際に
検索結果として青色の文字で表示される部分のことを言います。
検索エンジンのロボットが、この部分をホームページの内容を端的に表す部分として認識するのです。

上記でご紹介させていただいたように、ページタイトルには
「ユーザーが検索しそうなキーワード」「エリア」「会社名・店名」を入れてみましょう。
その際、いくつかのポイントを押さえていただくとSEOの効果がぐっと高まります。

ポイント1:一番伝えたいことは左側に
検索エンジンのロボットは左側から文章を認識し、左側に表示されるキーワードをより重要度が高いものと判断します。

ポイント2:文字数は28以内に
タイトルにあれもこれも情報を盛り込みすぎてしまうと、キーワードが分散し逆効果となってしまいます。

ポイント3:キーワードは名詞の羅列にならないように
SEO対策を意識しすぎた名詞の羅列のみの不自然な文章は逆効果となるため、自然な文章となるようにしましょう。

記事中の見出しタイトルにも気配りを

記事を投稿するする際に「h1タグ」と呼ばれる大見出しを設定することができます。
その際、記事の中身を端的に表すタイトルとなっているかどうか今一度検証してみましょう。
記事の中身とSEOキーワードに沿った見出しを設定することができると効果的です。

ページ内のテキストは1000〜2000文字を目標に

SEO対策に有効な手段のひとつとしてテキスト量を増やすことが挙げられます。
テキスト量が多ければ、ユーザーに対してより丁寧に情報を提供しているとみなされ
上位表示される条件のひとつとなります。
SEO対策のことを考えると「質の良いコンテンツ(記事)」を提供することが大切である、と言われます。
それでは質の良いコンテンツとは一体何を指すのでしょう。
結論を言ってしまえば、ユーザーが求める情報が分かりやすく整理されて記述されている
ということではないでしょうか。

ページタイトルや見出し・本文の間に整合性があり、
ユーザーのニーズをきちんと捉えた情報を定期的に発信できれば、自然に集客へと繋がっていきます。
気を付けていただきたいのは、他のサイトからコピーしたテキストをそのまま掲載したり
自社のサービスと関連のない記事を発信することは、
SEO対策にならないばかりでなく逆効果となる場合がありますのでご注意ください。

画像タイトルにも留意を

ユーザーから見て見やすく分かりやすいサイトであるためには、
適度に画像を盛り込み視覚的に伝えることが重要です。

画像に「Alt(オルト)タグ」と呼ばれる説明文を付けておくと
画像読み込みに時間がかかる際に代わりに説明文が表示され、
ユーザーから見てより親切なサイトであると判断されます。

SEO対策は時間がかかり一朝一夕にできるものではありませんが、
それでも時間をかけてコツコツと積み重ねることで効果を上げることが可能です。
手近なところで、まずはブログでユーザーのニーズに応える情報発信を行ってみてはいかがでしょうか。