コンテンツマーケティングという用語を聞いたことはありますか?
言葉から、コンテンツ(情報の中身)に関連する用語であることや、
マーケティング(売れる仕組み)に関連する用語であることが想像できますが、
そもそもコンテンツマーケティングとは何なのかについて考えてみたいと思います。
コンテンツマーケティングの生みの親であるContent Marketing Instituteの定義によると、
“コンテンツマーケティングとは、適切で価値ある一貫したコンテンツを作り、
それを伝達することにフォーカスした、戦略的なマーケティングの考え方である。
見込客として明確に定義された読者を引き寄せ、関係性を維持し、
最終的には利益に結びつく行動を促すことを目的とする。”
ということだそうです。
分かりやすく表現すると、
“見込客に価値のあるコンテンツを提供し続けることで、見込客を顧客へと変えていく手法”のことです。
SNSとスマートフォンの普及によって、
私たちは以前と比較にならないほどの情報洪水の中で生活しています。
情報量が圧倒的に増えたので、
本当に欲しいと思っている情報は自ら探すか友人・知人に聞いて得ようとするため、
広告のように事業者が一方的に発信する情報は敬遠されるようになりました。
そんな時代の中で、自社について知ってもらいたい事業者と
必要な情報だけが欲しいユーザーの間を取り持つ役割を担うのがコンテンツマーケティングです。
自社でもコンテンツマーケティングを取り入れたい、そんなふうに思われたら
見込客が抱いている悩み事や関心事の解決を目的とする情報を提供してみてはいかがでしょうか。
見込客を引き寄せ、適切なサービスを選択する手助けを行うことで
段階的に関係性を深め、やがて購買へとつなげていくことができるのです。
コンテンツマーケティングの導入例としては、
ブログやニュースレター、ハウツー動画等が挙げられますが、
一番着手しやすいのはブログによる情報提供ではないでしょうか。
その際、外部ブログではなくサイト内ブログを活用すると
信頼性の向上とSEO対策の二つが同時に行えることになりますので、
まずはサイト内ブログにおいて見込客の抱える問題を解決するような記事を連続して投稿してみてください。
多少の時間はかかるかもしれませんが、
サイトへの訪問数やお問い合わせの増加等で効果を実感いただけるかと思います。